最近アニメ化が多い気がする「なろう系異世界転移作品」の魅力って? 各作品で見られる“お約束”からそのおもしろさを考えてみた
2019年夏に放送されるアニメのラインナップを見ると「異世界」というキーワードがよく目に入る気がする。
調べてみると、いじめられっ子の主人公が異世界に転移する『ありふれた職業で世界最強』や、異世界でチート能力冒険者となる物語『異世界チート魔術師』など、合計5作品が「異世界に転移して〇〇」という内容だった。
■2019夏アニメ「異世界に転移して〇〇」作品
・『ありふれた職業で世界最強』
・『異世界チート魔術師』
・『コップクラフト』
・『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』
・『魔王様、リトライ!』
“異世界という世界観で転移から始まる”という展開の作品がここまで散見される状態を見ると、アニメ界はまさに“異世界転移ブーム”が到来していると言えるのではないだろうか。
そして、そのブームをけん引しているのが“なろう系”(おもにウェブサイト「小説家になろう」に投稿された作品のことを示す言葉)と呼ばれる作品だ。夏アニメでも「異世界に転移して〇〇」作品5タイトルのうち3タイトルが“なろう系”作品となっている。
そこで今回は、アニメ化された異世界転移(転生)系の作品の中から“なろう系”をピックアップ。それぞれの内容から、作品にどのような傾向かあるのか調査を行い、「なろう系異世界転移作品」の魅力やブームの理由を考察してみた。
作品内容から見る「なろう系異世界転移作品」の“お約束”
これまでアニメ化された「なろう系異世界転移作品」は以下の12タイトル。
■これまでの「なろう系異世界転移作品」
・『ログ・ホライズン』
・『オーバーロード』
・『Re:ゼロから始める異世界生活』
・『この素晴らしい世界に祝福を!』
・『異世界食堂』
・『異世界はスマートフォンとともに。』
・『ナイツ&マジック』
・『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』
・『異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~』
・『転生したらスライムだった件』
・『盾の勇者の成り上がり』
・『賢者の孫』
これらの作品の内容を見てみると、「異世界転移(転生)」という共通点以外にも、いくつかの類似点が見受けられた。
いわゆる“お約束”な展開なのだが、この“お約束”が「なろう系異世界転移作品」の魅力でもあると筆者は感じている。
そこで、まずはアニメ化された「なろう系異世界転移作品」における、共通する傾向(=お約束)をいくつか挙げ、その魅力に迫っていこう。
お約束その1:異世界に来れば「俺TUEEE!」状態
主人公たちの多くは、異世界に行く際になにかしらの能力を得ている。
たとえば、『オーバーロード』のモモンガは魔王として転生した直後から最強レベルの魔法が使えた。『異世界はスマートフォンとともに。』の望月冬夜は神様のご厚意で身体能力が爆増(魔法関係もチート)。『転生したらスライムだった件』の三上悟(リムル)はスライムとして生物を吸収する能力を得るなど、経緯はさまざまだが、基本的に最初からなにかしらの“チート能力”を手にした最強の主人公として爆誕する。
そして、主人公たちはその圧倒的な力を使って人助けを行い、信頼を得て、仲間を増やし、徐々に異世界に馴染んでいく……というところまでの流れは、上記のほとんどの作品で見受けられた。
主人公が能力を使って無双する展開は定番であるものの、見ている側の爽快感は格別。このように「俺TUEEE!」が物語の序盤から味わえるのが「なろう系異世界転移作品」の魅力となっている。
お約束その2:現代で得た知識が異世界で役立つ
また、主人公が現代で得ていた知識や経験が異世界で大活躍する、というのも定番。
『異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~』では、異世界で現代の料理を振舞い“初めてのレシピ、味”として異世界の人々の胃袋をグッとつかんだり、『異世界はスマートフォンとともに』においてはスマホでの情報検索が役に立つ場面が描かれる。
実際にその文化を利用している我々からすれば常識内の知識やモノでも、その文化を初めて体感した異世界の住人たちにとってはそれはオーパーツのごとく。
その驚くリアクションや感動するさまは物語に活気を与えるのに一役買っており、演出面でもこの共存がいい味を出してる。
お約束その3:とにかくモテる! ハーレムを築く猛者も
物語冒頭にハニートラップからの冤罪をかけられた『盾の勇者の成り上がり』のような例もあるが、主人公たちは基本的に異世界の住人から好意的な歓迎を受ける。
そしてモテる。複数のヒロインから愛情表現を受けるのは標準装備だ。
『異世界はスマートフォンとともに。』『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』『賢者の孫』などの作品ではその傾向が顕著で、1話で“ヒロインがピンチ!! からの主人公がそれを助ける”というボーイ・ミーツ・ガール展開がしっかりと抑えられている。
また、舞台が異世界ということで、現代日本における一夫一妻制の制度は適用されていないケースも。つまりは合法ハーレムを築き上げることも可能というわけだ。
異世界という舞台をうまく活用し、健全な男子諸君なら願ったことであろうひとつのロマンを世界の制度に組み込む。すばらしい手法だ。
お約束その4:異世界で生きがいを感じる主人公たち
主人公の中には、現代に帰りたい、と悲嘆に暮れるものは少ない。どちらかと言えば異世界での生活を楽しんでいる人のほうが多い。
力や知識でも「俺TUEEE!」できたり、女の子に囲まれてモテモテなら誰でも思うだろ、という部分は否めない……が、それ抜きにして考えられる理由は以下の2点。
1.死んで転生して異世界に来たので帰る選択肢がそもそもない
2.現実世界で辛い生活を送っていた
死んで異世界に転生! となれば現実に本人として戻る手段はないため、ひとつ目に関してはしょうがない。
ふたつ目の辛い現実世界についてだが、「なろう系異世界転移作品」の主人公は20歳以上で社会の波に揉まれながらサラリーマンをしている設定が多数見られる。若者の場合でも引きこもりだったりと、なんかしら現実世界でコンプレックスを抱いている場合が多い。
そんな辛い現実に対して、異世界での生活を見ていると、苦労はするものの異世界生活をエンジョイしている者がほとんど。
『この素晴らしい世界に祝福を!』のカズマは異世界でなんやかんや冒険者生活を満喫しているし、『ナイツ&マジック』の倉田翼は、ロボットに乗りたいという夢を死後に異世界で叶えている。
「なろう系異世界転移作品」の楽しみかた
どうだろう? 視聴者の中にも、今の現実から抜け出して異世界で過ごしたい、と思う人がいるのではないだろうか。
「なろう系異世界転移作品」が定期的にアニメ化するほど人気を勝ち得ている裏には、「叶わないはずの夢が異世界で叶う」という魅力が影響しているのではないかと、筆者は感じる。
みんな現実に疲れているのかもしれない。だからこそ無意識のうちに「なろう系異世界転移作品」を求めてしまっている……のかもしれない。
そんな「なろう系異世界転移作品」だが、“お約束”として紹介した点はあくまで傾向であり、それに当てはまらない作品もある。また、“お約束”を抑えていたとしても、それぞれの作品が同じような内容か、というとそれも違う。
転生先が人間でなくスライム『転生したらスライムだった件』、主人公が死ぬと時間が巻き戻るループものな『Re:ゼロから始める異世界生活』、ギャグテイストてんこ盛りの『この素晴らしい世界に祝福を!』など他作品と差をつける独自の“色”を持っている。
2019夏アニメで放送される作品を見てみても、「なろう系異世界転移作品」の覇道を行く『異世界チート魔術師』、王道+異世界でも貧弱(でも最強)というひと捻り加えた『ありふれた職業で世界最強』、魔王という通常倒されるキャラとして転移してしまう『魔王様、リトライ!』などお約束を抑えつつ異なる色を見せてくれている。
『異世界チート魔術師』
転生前は平凡な高校生だった主人公の西村太一と、同じく高校生で運動もスタイルも完璧な吾妻凛。突如異世界に転移し、その後の冒険者になるための適性検査でチート能力を保持していることが判明する。
タイトルにもある通り、本当にわかりやすい“主人公チート”の物語。逆にここまでド直球でチート能力を押し出すのが、いかにもなろう系っぽい。
『ありふれた職業で世界最強』
転移前はクラスでいじめられるオタク高校生の南雲ハジメが主人公。異世界に転生するも、彼の職業は非戦闘系の職業である錬成師。ところが、吸血鬼の少女との出会いとダンジョン攻略をきっかけに、一気に力をつけていく。
序盤は貧弱なものの、一気に強い力を得るので作品の属性としては“主人公チート”のジャンルだろう。転移前はいじめられっ子だったため“現実にコンプレックス”という主人公としての“お約束”要素も兼ね備えている。
『魔王様、リトライ!』
自身が作ったゲームの中に入ったまま、ラスボスの魔王の姿で異世界に飛ばされてしまった主人公の大野晶。魔王の見た目が災いし、異世界でさまざまな混乱に巻き込まれる。
ラスボスの魔王という、本来は主人公に倒される側のキャラに転移してしまう、というのが本作の特色になるのだろう。魔王ということでステータスも高く“主人公チート系”としても分類できる。
“お約束”という何種類かの土台の上に作者が描きたい物語や世界が作られている、というのが筆者が持つ「なろう系異世界転移作品」のイメージ。
共通の知識があるからこそ「毛色は違っても、深く考えず作品を楽しめる」作品であり、そこに「わくわく感」「非現実感」などの要素が合わさり、アニメファンを惹きつける一大ブームを巻き起こしているのでは? と筆者は考えている。
とは言え、「なろう系異世界転移作品」を楽しむ際に小難しく考えるなど無粋というもの。なにも考えず純粋に作品を楽しむ、そう考えるんじゃなくて感じるように。
そしていざ見終わった後に、その作品がどんな“色”だったのかを振り返えっていくことで、より作品を楽しめるはずだ。
これまでアニメ化された「なろう系異世界転移作品」を紹介
余談にはなるが、過去に放送された「なろう系異世界転移作品」は、ニコニコ動画で一部無料で公開されている。
簡単なあらすじとともにまとめたので、もし気になった方は覗いてみてはいかがだろう。
『ログ・ホライズン』
内気な大学院生の城鐘恵(シロエ)は、MMORPG「エルダー・テイル」の有名プレイヤー。彼は突如として、普段使用しているキャラクターの姿で「エルダー・テイル」に登場する冒険者の街アキバに転移してしまう。
彼は一緒に閉じ込められた3万人のプレイヤーと共に、仲間と助け合いながらこの世界を生き抜いていく。
『オーバーロード』
間もなくサービス終了を迎えるVRMMORPG「ユグドラシル」。主人公のモモンガ(本名:鈴木悟)はギルドの本拠地でその時を待っていたが、時間を過ぎてもゲームは終了せず、自身がキャラクターそのものになっていると気がつく。
彼はかつてのギルド名「アインズ・ウール・ゴウン」を名乗り「世界征服を目指す」という名目のもと、事情を知る人間や同じ境遇のプレイヤーを探し始める。
『Re:ゼロから始める異世界生活』
引きこもり高校生のナツキ・スバルは、コンビニ帰りに突然異世界に召喚された。慣れない世界で悪党に襲われているところを銀髪のハーフエルフの少女に助けてもらうが、再び事件に巻き込まれスバルは命を落としてしまう。
『この素晴らしい世界に祝福を!』
事故で命を落とした高校生の佐藤和真は、天界の女神アクアに異世界への転生を提案され「異世界には望むものをひとつだけ持っていける」と聞かされる。
アクアの態度が気に入らないカズマは、アクアを「異世界に持っていくモノ」に指定して共に異世界へ転移。その後カズマとアクアは、アークウィザードのめぐみん、クルセイダーのダクネスを仲間に加え、異世界でてんやわんやの日々を過ごすことになる。
『異世界食堂』
洋食屋「洋食のねこや」は普通の食堂だが、土曜日だけ異世界とつながるお店。異世界からはさまざまな人々が食事を求めて来訪し、彼らから「異世界食堂」と呼ばれるようになっていた。
そんな「ねこや」を舞台に客と店員を交えた人間ドラマが描かれる。
『異世界はスマートフォンとともに。』
神様の不注意によって死んでしまった主人公の望月冬夜。異世界に転生されるにあたり、神様から罪滅ぼしとしてスマートフォンを異世界でも使えるようにしてもらう。
その後、双子の姉妹エルゼとリンゼをはじめとする仲間を増やし、依頼を受けながらさまざまな事件を解決していく。
『ナイツ&マジック』
ロボットオタクの倉田翼は交通事故で命を落としてしまう。死後転生された世界は「幻晶騎士(シルエットナイト)」と呼ばれる巨大ロボットが存在する世界だった。
エルネスティ・エチェバルリアという別人として転生した翼は、ロボットオタクとしての憧れから、幻晶騎士のパイロットである「騎操士(ナイトランナー)」目指すことを決める。
『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』
アラサーのゲームプログラマー鈴木一郎は仕事中の仮眠から目覚めると、普段使用しているキャラクターのサトゥーとして異世界の荒野にいた。
そこでレベル1の状態でレベル50付近のモンスター約300体から攻撃を受けるが、初心者救済システムで敵を一掃。その結果レベルは310に上昇し、異常な能力値と多くの財産を得る。こうして彼の現実へ戻る旅兼、異世界観光の旅が始まった。
『異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~』
寂れた商店街の一角にある居酒屋「のぶ」だが、なぜか異世界の国・アイテーリアと繋がっている。店内にはアイテ―リアの人々、その遠方の国の人々が訪れ、店では大将がさまざまな料理を提供していた。
異世界で多くの客を迎えるこの店の中では、料理や人々を通してさまざまな出来事が起こる。
『転生したらスライムだった件』
通り魔に刺されて死んだ会社員の三上悟は異世界に転生するが、転生後の姿はスライム(名はリムルとなる)だった。
しかし、転生の際に捕食したものの姿になる能力を身に着けており、その能力を利用して、巨大な竜、そして人間へと姿を変え、さまざまな事件に巻き込まれながら異世界の人々と交流を深めていく。
『盾の勇者の成り上がり』
大学生の岩谷尚文は、図書館で四勇者に関する本を手に取ったことをきっかけに、盾の勇者として異世界の国「メルロマルク」に召喚される。
同じように3名が、剣の勇者、弓の勇者、槍の勇者として召喚されていたのだが、勇者の中でも盾の勇者は不人気の勇者とされていた。尚文は攻撃役に奴隷商人から買った少女ラフタリアを仲間にし、勇者として成り上がる旅に出る。
『賢者の孫』
現代日本で働く青年が交通事故をきっかけに異世界へ転生。その世界で英雄と呼ばれる賢者・マーリンに育てられる。
規格外の能力を持つものの、世間知らずな主人公・シンは魔法学院へ入学。さまざまな事件に巻き込まれるものの、その強さで敵をばったばった倒していく王道の“俺TUEEE”作品。
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(出典 news.nicovideo.jp)
akatuki なろう系の設定はたしかに面白い要素はある。多くの人が一度は想像したであろう話だから感情移入もしやすい。ただそれらが過ぎれば、御都合主義が強く突拍子がないし、オリジナリティがないと新鮮さもないから面白くない。そして特にヒロインに好かれ過ぎるとかは見ていて恥ずかしくなってくる。 |
cheo 異世界モノはやはり転生前の知識や技術を生かすモノが好きだな この隆盛を見るかぎり手っ取り早く自分の都合のいい創作の世界へ読者を引き込める利点をもつこの一大勢力はお約束に対する反発のお約束を作り続けることでしばらくゆるぎないだろう |
HN0519 まあこういうジャンルの作品のアニメが沢山作られるって事はそれなりの需要があるだろうし、好きな人も一定数いるって事だろう ところで、魔王様リトライのアニメ幾らなんでも酷くないか?シナリオが酷いってだけならいつものなろう系だが、背景からして低予算感凄まじいが |
リモーネ うーん、「リセット」?現実と同じく攻略できない壁みたいのが異世界にもきっとあるんだけど、そこに行くまでには強くなってて攻略簡単だろ理論。現実でしんどい努力をしたくない言い訳。現実逃避、他人のせい。裏切り、怠惰、敗北(週刊中年ジャンプ) |
ぼんべい ・・・で売れてるのか?本当に需要あるの?売れないものを作るくらいならマジでアニメ製作数減らしてもいいから、もっと面白くなるように吟味しなさいよ。絶対もっといい異世界なろう系あるでしょ?知らんけど。 |
こーづっち ■オーバーテクノロジー的な知識で無双するのがまず面白い。■ソレがなくてもファンタジー世界なのでそもそも面白い。■ファンタジー世界の日常、生活を描いてるのが面白い。ソレが気に食わない人は現代劇でも読んでてください。 |
m.k >もじばけーしょん氏 実際ステータスが数値化されてたりゲームライクな異世界が多いのはSAOの影響だと思いますよ。行き先がゲームだと運営管理やらの設定が面倒だから「そういう異世界」を舞台にしてるんでしょう。 |
ハムスター 印象で申し訳ないけど本当に戦力の割り振りが絶妙。タイミングで惜しいのが転スラとオバロかな。演技と演出のタイミングで奇跡が起きたのがこのすばやな。個人的に惜しいのがナイツマ。あれは色々詰め込みすぎた。銃で例えるならショットガンやな。間隔が広すぎてあんまり当たってない印象。あとは等価の評価かなっと |
釣られすぎた熊 「日帰りクエスト」の時点で神坂一先生が既に「使い古し」的な事を仰ってるので、SF辺りで既に存在していた手法なのかも知らん。不勉強なので具体例を出せないが。数の問題は、WEBの発達で量産能力が上がった結果、大喜利状態になっているのが一因だろな。 |
norapon なろう系って言葉は侮辱の意味もあるんだよな…あと転移と転生は似て非なるもの。(「君の膵臓をたべたい」、「魔法科高校の劣等生」もなろう発なんだけどな知らん奴居るんだよなぁ…あ、「オバロ」や「幼女戦記」はArcadia発だけどねw) |
らいふ1 アニメに限らないけど、オリジナリティのある作品が減った。同人の延長に感じる。広告力で発想力をカバーするのもいいが、程々にしておかないと日本のレベルが下がっていくんじゃないのか。これじゃ中国の海賊やパクリなどについて何も言えん。 |
黒色球体 単に角川がごり押ししてるだけだよ。なろうは権利関係だけはちゃんとしてるから、ネタに出来る作品がなろうに一極集中する流れにしたいんだろう。投稿小説界の掃き溜めでしかないんだからそんなん無理だけど |
ハムスター 掃き溜めとかそんな悲しいこと言うな。 文字の羅列で楽しませてくれた 瞬間の絵だったら負荷はそれほどかからないだろう。 断言したくない そして断りたい 君たちは生き方を間違えたっと 言いたくないのサ! だから 死ぬ瞬間までマーチを歌う おっと 私はあと40年は生きたいと思いたいが さて 審査を受ける必要があるようだな テメーらは生きろ 俺を楽しませたなら生きろ |
田那 1人の編集者が選んで育てた作品と数万〜数十万の一般読者が選んで育てた作品。これだけの規模になってくると流石に後者に分があるという話じゃないか?流行によってジャンルの変遷はあるだろうがweb発の作品の優位は今後も消えないと思うよ。 |
stoneriver この記事の作者、「異世界転生」じゃなくて「異世界転移」と書いているあたり、そこまでラノベアニメ界隈には詳しくないみたいだけど、微笑ましい紹介文が良いですね。「俺TUEEEE展開→爽快感」とか。 |
ハムスター OK! 「いっそおっぱいに全振りしてろタワシがぁ!」 あれ? あいついねーぞ? あいつどこいったんだ? タワシぃ! Fuck あいつがいねーと面白くねーんだよ! あいつがいねーと作画全振りできねーんだよ! 野生のタワシを捕まえろ! あれ? いつからタワシが野生だと錯覚していた... あれ人工物だ... しかし.. 見えねぇ! |
ねこ 単純明快に素人相手なら著作料吹っ掛けても問題ないからだぞ。普通は、書籍の相場は販売価格の10%とかだが、なろう系なら初版は著作料支払い無しで、増版から販売価格の1%還元とかマジでそういうことを大手がやってる。アニメ化しても原作者はほとんど利益がなかったりする。これが、なろう系の現実やぞ。まだ同人販売したほうがましなレベル |
ハムスター クリエイティブは業が深いな。理系の雑魚なら天文と物理で兆円ゴネれば出せるぞ? テメーらはどうやら瞬間で数万円らしいな ちょっと怒りが有頂天になりそうだぜぇ! 表現がおかしいのは重々承知だぜ |
大段三 私は異世界先の住人が異世界元の知識を見た時の驚く様子が好きです。ただ話が続いていけばその知識を見せても「まぁあいつだからな・・・」で済まされる様になり始めたら見なくなっていきます。「賢者の孫・転スラ」のように・・・。それにしても今期は「転移・召喚」モノ多すぎませんか・・・。 |
テル ログ・ホライズンとこの素晴らしい世界に祝福を!は面白かったぞ。オーバーロードもそこそこ楽しめたけど2期、3期とクオリティが落ちたような印象を受けた。Re:ゼロも途中でしんどくなったけどラストは結構綺麗にまとめてて好き。賢者の孫と異世界スマホはなろう系が叩かれる理由が残念ながらわかる出来やったねいろんな意味で |
サラダ係長 私見その1:まず主人公をチート能力以外は絵面的にも普通っぽい人間にすることで感情移入しやすくさせます。それで読者(視聴者)は主人公に都合が良すぎる世界とストーリーをを通じて、「自分になにもかも都合のいい世界への渇望」を満たすわけです。それは悪いことじゃないんだ。娯楽が観る人の欲望を満たす部分を持つことは重要だから。エロ漫画がそうだから。 |
サラダ係長 私見その2:だから主人公に都合が良すぎる異世界転生モノが売れるのは、自分に優しい都合のいい世界を求めてしまう人がそれだけ多いからなんだと思う。甘えなのは事実だが、それでも今の生活や世の中に対する不安の裏返しでもある。とまぁ、この考え方でいくと、昨今の異世界チート太郎ブームは、音楽で一時期流行った「癒し系」ブームみたいなもんなんだろう。連投失礼。 |
垣地 ハルヒやシャナみたいな学園系でも、ちょっとした超人要素やチートはあったが、まだ現実世界の専門用語を出しての、合理的な表現もあったね。でも異世界なら「それが仕様です」と言わんばかりの俺ルールが通用する。時代は変わったものだな。 |
人がごみのヨーダ >wikiより「ログ・ホライズン」初出は小説投稿サイト「小説家になろう」(2010年4月 - 連載継続中)。記事見てログホラはなろう系じゃないだろう!と検索したらなろう系だったでござる。後から別の所から書籍化とかされると更に混乱してくるな。 |
Relloy 「現代では当たり前の知識が異世界で役に立つ」って要素は、現実社会に例えると「自分のちょっとした努力・がんばりを誰か他人に認めてもらいたい・評価されたい」願望の実現だと思うんだよね。でも現実そんなことはまずない。だからなろうけいは「現実からの逃避」と揶揄されても仕方ないと思う。 |
unknown なろう系でくくるのやめろ風評被害ゾそもチート他お約束然り異世界転移自体は古典ゾなろう系てのは転スラの流りの後追いチーレム駄文群でスマホデスマ孫を指す今期は知らんで問題はその取って付けたお約束チート無双で満足して中身空っぽの駄文の事ゾぶっちゃけ無料投稿サイトの妄想垂れ流し駄文ゾそれを文法は疎か誤字塗れを直しもせず出版してる時点で出版社側の扱いもお察しゾ |
曲水 ガキの頃の妄想は大抵大人になったら黒歴史で封印するじゃん。それをしなかったのがこれらの作者たちだと思ってる。ガキの妄想そのままにクッソ強いし何故かモテる。他人の妄想と言えど恥ずかしくって見てられんからこの手のはスルーしてます |
unknown そもなろうが流行る切っ掛けのリゼロオバロこのすばがなろうお約束を逆手に取った言わばアンチなろう作品(このすばに至ってはほぼなろうをネタにしたギャグ作品)て時点でやっぱ色々お察しゾそも出版社が広告費原稿料ケチった少利益の駄作乱造する為に素人のなろう漁ってるだけゾアニメも製作委員会の資金を半分近くケチった余りが目当てゾそんな使い捨て作品群と一緒にするとか侮辱だゾ |
sugano なろう系の前の石鹸枠も同じような話題(あるあるシーンの比較)があってこれの比較として一番分かりやすいのが「学園都市アスタリスク」と「落第騎士の英雄譚」で同じ演出でここまで面白さに差がでるのか分かる良い例だからぜひ見比べてほしい。個人的には後者が面白いのに1クールしかしなかったのは納得いかなかった。 |
indasu 気付いてない人が多いけどいわゆるなろう系以前の物語に対しても「ご都合主義」という批判的な感想はたくさん存在していた。転移や転生ってギミックがテンプレ化する程流行したのは特に理由のない超常現象を導入に持ってこられると非現実的すぎて逆にケチを付け難いってことがあったと思う。原因不明の超常現象に「ご都合主義」と突っ込んでも「その通りです」とスルーされちゃうから |
indasu だからこそこの手の作品が嫌いな人は「ご都合主義」からさらに一歩踏み込んで「ご都合主義を望む読者の人間性」まで攻撃の手を広めるんだと思う。創作物である以上どんな作品も少なからず「ご都合主義」が含まれているのだから行き着く作品はフィクション作品の否定にしかたどり着かないんだけどね・・・・・・ |
オレンジ色 チート系はアニメもゲームもそうだけど見てて飽きて来るのと、安易にチート系が色んな所で増えてるのがなんか面白くない。極論になっちゃってごめんだけど・・・アニメでチート使ってるのにゲームでチート使えないのおかしい!って子増えたら嫌だな〜。極論だからね。でも真面目にアニメ面白くはなくなってきてる。 |
uni とりえず10本出してみて3本で採算合えば成功で、1本でも大ヒットすれば大成功。どうせ女キャラのグッズしか収益が出ないんだし、中身はどうでもよし。むしろタンパクな内容は演出が入れやすいので大歓迎。ってところかな? |
カピバラさん 3幕構成に出来てたり、非日常に入り、苦難を経験し、個人的な問題を解決し、大きな問題を解決し、特別な何かを手に入れ、日常に帰り、仲間に手に入れた特別で利益を齎す、の様な英雄神話の類型に出来てる作品は大体面白い、勉強してるなぁと思いいます。そういう人は誤変換は兎も角、誤字脱字誤用も少ないですな。 |
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